もうひとつの「DOOR」

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2010/11/29
くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 6
2010/11/26
くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 5
2010/11/23
くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 4
2010/11/23
日々のたわごと] 【たわごと】 「濃緑の葉」の時系列。
2010/11/20
くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 3
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 概要: 

くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 6

 概要:  ラグビーと勉強とに追われるように月日は流れ、壮太と梶田はめでたく同じ大学に入学することができた。 優勝とまではいかないまでも、全国大学ラグビー対抗戦では常連の名門校だ。しかし、そこまでのチームとなると、高校のラグビー部では花形だった二人も上には上がいることを思い知らされる。ますます二人は、練習にのめりこみ、そして段々に頭角を現していった。壮太の進学を心底喜んでいた祖母は、最近では膝の神経痛がひど...

くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 5

 概要:  「あの・・・あのね、壮ちゃん。私・・・。」 小夜子は、赤い鳥居の前でもじもじとしていた。「なんだ?」壮太は立ち止まって何気なく聞き返したが、小夜子が言わんとしている事はわかっていた。「うん、あの・・・私、梶田君と・・・。」まだ言い出しかねている小夜子に、壮太のほうからぶっきらぼうに言った。「付き合ってるんだろ?」「え? ・・・あ、うん。そうなの。」小夜子は一瞬、ぽかんと口を開けて驚いていたが、す...

くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 4

 概要:  寝苦しい夜だった。 古いビジネスホテルのエアコンは、「適度に」という言葉を知らないようだ。つけておけば寒くなり、消せば梅雨のむっとする暑さと湿り気があっという間にこもってしまう。坂木は何度も脈略のない、途切れ途切れの夢を見ては目を覚ましていた。覚醒したときに、なぜかいつも白い六弁の花のイメージだけが頭に残っている。隣のベッドでは、陽が静かな寝息をたてていた。眠ることを諦めてタバコの箱に手を伸ばし...

日々のたわごと] 【たわごと】 「濃緑の葉」の時系列。

 概要:  第三話が終わった段階で、「え?梶田と小夜子はまだ付き合っていなかったの!?」というコメントをいただきました。え~~っと、「やはり来てしまったか・・・」という感じでございます。わかりにくいんですよねぇ、時系列が。現代の坂木と陽の会話と、坂木の回想(ここでは坂木は「壮太」である)とを行ったり来たりする上に、実は「壮太」のお話も、ちゃんと時系列どおりに並んでいないんです(^^;まず、第一話、お祭りの場面で...

くちなしの墓 第一部] 濃緑の葉 3

 概要:  テレビのラグビーの試合が終了した。強豪チーム同士の試合だけあって、最後まで行方がわからない手に汗握る展開だった。坂木は、ためいきをつきながら何本めかのタバコに火をつけた。いつのまにか、灰皿には吸殻の山ができている。不意に陽が立ち上がって言った。「部屋の中が霞んで坂木さんの顔さえ見えないよ。窓、あけるよ?」坂木はむっとしてテレビのチャンネルをでたらめに変えながら答える。「んなことがあるか。せっかく...
 
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