もうひとつの「DOOR」

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

にほんブログ村 小説ブログへ 人気ブログランキングへ←こちらもぽちっとお願いします(^^)

→ 「スポンサー広告」目次へ戻る
*    *    *

Information

□ 日々のたわごと □

【たわごと】 ジャズとクラシック。

 先日、limeさんとのコメントのやり取りの中で、こんな言葉をいただきました。

「あの坂木の過去をこんなに鮮明に書きあげていった秋沙さんは、本当にすごいと思いますよ。
私が丸投げした加奈子のドラマも書きあげてくださったし。
自分が生み出した物語なら融通がきくけど、途中まで人が作った物語を引き継ぐなんて、めちゃくちゃ難しいです。
秋沙さんが、他人の物語をちゃんと中まで読みとってくださってるからですよね。」

(limeさん、無断で拝借してすみません)

 いやいやいや、褒めすぎですlimeさん(*^_^*)

っていや、それを言いたくてこの記事を書いたわけではなくて・・・(笑)。


これを読んで、「あぁ私ってやっぱり・・・」と思ったんです。

どういうことかと申しますと・・・。


 私が子供の頃にクラシックピアノを習い、高校に入ってからはROCKに目覚めて、その後結婚・出産までいろんなジャンルのバンドをやって来たことは、前述の通りなのですが。

バンド、音楽に挫折してしまった一番の理由が、このlimeさんのコメントの中にも隠されていたわけでして。

まぁ、練習がキライ、とか、歌が下手、とか、ギターの速弾きができない、など、いろんな理由で挫折したわけですが、(ってか、それ、致命的だろう)(^^;
何よりも、自分でその事に気づいてしまった時に、「あぁもう無理かも」と思ったのは、
「私はクリエイターにはなれない」と思ってしまったことだったんです。

高校生の時にやめてしまったクラシックピアノでは、自分の言うのもヤラシイですが、結構先生に期待されていたんです(笑)。
先生は私を音大に進ませて、ピアニストにするつもりでいてくださいましたが、なんせ演劇だのバンドだのとあちこち目移りしてしまいまして・・・。(そこが一番の問題点か?)

しかし、ロックやポップスの世界では、たいした成果はあげられませんでした。

ロックの基礎は「ジャズ」です。
ジャズは、即興演奏ができなくてはなりません。
基本となるキメのメロディー以外は、コード進行だけが決まっていて、そこにアドリブで演奏をつけていく。
ロックも、これができなければ面白く無いですし、曲を作る、ということもこれの延長線です。

日々、新しいスタイル、曲、が生まれてくるのがジャズ、ロック、ポップスの世界。

だけど私は、根っからの「クラシック演奏者」なんだな、と、ロックをやり始めてからわかってしまいました。

 クラシックは、細かい所まで演奏方法が記された「楽譜」で曲を演奏します。
小さな音のミスだって、例えば音大の入試だったら減点対象です。

でも、「優れた演奏家」は、その決まった楽曲の中で、自分の解釈を織り込み、技術だけではなく細かなニュアンスでその人独自の演奏を仕上げていきます。
具体例を上げる時間はないので割愛しますが、どれか一曲のクラシックを、いろんな演奏家のものを続けて聞いてみればその違いがわかって面白いと思います。

で、どうやら私は「そちら側」の人間で、得意なのは「決まった楽曲をどう演奏するか」のほうらしいのです。

だから、ROCKをやっていても、オリジナルを作るよりも、コピーをするほうが楽しいんですよ。
「カバー」じゃないです。「コピー」です(^^;。
どこまでニュアンスを真似できるか、とか、そういう事にこだわっちゃうんです。

自分で新しいものを創造する事よりも、気に入ったものをとことん掘り下げて、自分なりの解釈にしていくことのほうがどうやら得意なんです。


 これが、小説を書くときにも同じだったんですね~(^^;

オリジナルの作品を書こうと思っても、どうしても陳腐になってしまってちっとも書けない。

けれど、limeさんの「白昼夢」に惚れ込んで、その登場人物の事を掘り下げて考えていくうちに、自分でも書きたくなってしまった、という・・・。

文章を書くことも、音楽を演奏することも大好きだけれど、自分では新しいものを創りだすことが、まるっきりできないんですねぇ私って。
私にとっては「融通のきく自分のお話」を生み出すことよりも、「他の人が書いたお話しを引き継いでいく」事のほうが、遥かにラクチンで、楽しくて、ちょっとだけ得意な事なんです。


 だから、ブログ仲間の皆様が、どんどん新しい作品を生み出していらっしゃるのを、すごいなぁ・・・と本当にいつも尊敬の眼差しでみつめております。



・・・って、だから何?という感じの話ですみません。

そんな私なので、これからもきっと、スピンオフばかり書いていくのかも・・・。
たまには、エッセイくらいはオリジナルを書きたい、とは思っているんですけどねぇ。
目新しい物はきっと書けないでしょう。



ちょっと「くちなしの墓」の次話につまづいているので、こんな事をつぶやいてみました。

でも、今日か明日には、続きをupしたいと思っています~(^^)
関連記事

にほんブログ村 小説ブログへ 人気ブログランキングへ←こちらもぽちっとお願いします(^^)

→ 「日々のたわごと」目次へ戻る
*    *    *

Information

Date:2011/12/06
Trackback:0
Comment:14
Thema:物書きのひとりごと
Janre:小説・文学

Comment

* No Title

秋沙さんとは(ネット上ではありますが)けっこう長い付き合いなのに、これを読んで、新たな発見がありました^^
そして、ああ、そうか!と思うところも。

秋沙さんは、クラッシックな人なんだ!
(いや、古いという意味ではないですよ!)
完成された楽曲を、自分のものにして、その世界を自分の感性で再生して行くピアニストのような。

そのまま、(浮気しないで)ずっとピアノ一筋だったら・・・と思うと、もったいない気もしますが。
いや、そしたら今こんなふうに遊ぶことも叶わぬ天井人になってたかも・・・。それは困る(笑)

秋沙さんの、誠実さと粘り強さの訳が、またひとつ理解できました。
一つのものを掘り下げて、自分のものにしていく作業は、私の一番苦手なところなので、そんな部分にも尊敬していたんだな、私。
(なにしろ、既成の児童文学の感想文が面倒くさくて、自分で物語をでっち上げて、感想文書いて提出してしまう10歳児でしたから^^;)
そして、いちど「やる」と決めたら、何カ月かかろうと、やってくださる誠実さ。これには、いつも感動してるんです。
秋沙さんの「時間」は、物事を風化させないんだなあ・・・・と。
こういう人に出会ったのは、初めてなんです。実は。

しかし、つくづく私はラッキーでした。
すぐれた作曲家の楽曲ならいざ知らず、私のようなものの作品に惚れ込んで、スピンオフを書いていただけるなんて。
そしてさらに嬉しいのは、それが単なる2次創作ではなく、私とはまた異なった、文学的な香りの漂う、しっとりと味わいのある新たな物語として誕生させてくださってるということ。
これはねえ、私としては、たまりませんよ^^

秋沙さんには、エッセイや、オリジナルの物語も、これから時間の許す限り書いて行って欲しい半面、私の我がままではありますが・・・私の書けなかった、もうひとつの「扉」の向こう側を、(お時間あれば)また書いて欲しいなあ・・・なんて思っております。←はなはだ迷惑な奴^^
2011/12/06 【lime】 URL #GCA3nAmE [編集] 

* No Title

「うわあ、ロックってジャズが基本になってて、こういうふうに曲は作られるものなんだ~」と思ったらワクワクしちゃいました。私の好きなロッカーたちもこうして曲を作っているんだな~と想像したらどきどきして。

すみません、ちょっと内容とは違うところに反応してしまった ^^;

秋沙さんは「ものごとの読解力」がすぐれていらっしゃるんだな~と改めて思った西幻です。
2011/12/06 【西幻響子】 URL #U8GV5vt2 [編集] 

* ^^

短歌・俳句の創作が苦手なのです。
自分の呼吸が出来ないような気がするし。
実際。借りてきた猫のように陳腐になります。
書いたものが生きていないんですw
それと同じかもしれませんね。
自分の質に合わせて道を開いていくのが。
正しい在り様なんだと思います^^)/
2011/12/06 【waravino】 URL #- 

* No Title

こんにちは。

秋沙さまの「歴史」垣間見させて頂きました。
私は数学と音楽が出来る人は無条件で尊敬する!!…のですが、秋沙さまも、無条件で尊敬する!!の方になりました。すごい!!

さて、私は二次創作と、オリジナルの二足のわらじを履いていた時期が長いのですが、実は、ヒトサマのオリジナル作のスピンオフというのも書いたことが何度かあります。

アレは楽しい!!楽しい!!です。ヒトサマの可愛い我が子をお借りして、忠実にトレースしつつ、アレンジしていく…そのお子様の生みの親から「ああ!この子はこんな感じ!こんな感じ!ありがとう!」と喜ばれることが、一番の醍醐味です。

でも、ヒトサマのお子であるだけに神経は自分の創作以上に使うところがありますねえ…それもまた楽しみなのですが。

秋沙さまの仰ることに共感できて嬉しいです^^

さて、骨董店の長谷川編集長のコラボ上手くできますかしらん…?その前にlimeさまに取材しなくちゃ!です。
2011/12/06 【有村司】 URL #- 

* limeさんへ♪

またまた嬉しいお言葉をたくさん、ありがとうございます(*^^*)

いやまぁ結局、その「浮気」が何よりも私の弱点で、全てが中途半端。
もしもあのままピアノを続けていたとしても、やっぱり継続はできなかったんじゃないかと思います。継続力や努力も才能のうち。私には一番欠けている部分です(^^;

この小説ブログは、読者様が優しいから続けてられるんでしょうね。
締め切りが無いし、思い出したように突然再開しても、ちゃんと読んで感想をくださる、そういう方たちがいるからこそ、です。
物事をすぐに投げ出す(たいがい時間が掛かり過ぎてめんどくさくなる)私には、これは珍しいことなんですよ(^^)

そして何より、limeさんがそういう無限大に広い心で私のスピンオフを許してくださるし、喜んでくださることに甘えさせてもらってるんです~('-'*)フフ

そろそろ、次回作を考えなくちゃいけないし、またきっとlimeさんにメッセージを送りますよ。
「何か書けなかったエピソードとかありませんか~? ネタが無くなっちゃったんですけど~」って(笑)

limeさんさえよろしければ(いや、よろしく無くても?)これからも書かせてくださいね~m(_ _)m


っていうかlimeさん、10歳ですでにお話を「でっち上げて」いただなんて(笑)。
やっぱり「創る」人なんですよぉ、limeさんは。すごい(^^)
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* 西幻さんへ♪

国語の読解力のテストで、あんまり良い点を取った覚えがない秋沙ですが(^^;(笑)

ROCKはジャズが基礎になっている、というのは間違いではないと思いますが、曲の作り方は本当に人それぞれなんです。同じ人であっても、曲によって作り始める過程は違ったりもすると思いますし。
クラシックの経験がある人は、きちんと楽譜を書いたりする事も多いかも。ジャズな人は、即興で作っちゃったりしますよね~。

結構理論詰めでコード進行やリズムから考えていく人もいるし、メロディーだけ作っちゃう人もいます。歌詞が先の人もいるでしょうしね。
天才的な人は、頭の中で完成された楽曲が鳴っていて、それを再現していくだけですし。(それができない私であった)

大好きなミュージシャンが、曲の作り方をインタビューで答えていたりすると、ドキドキしますよね~(^^)
「この曲はこんなふうにしてできた」なんてエピソードを聞いちゃうと、その曲が大好きになっちゃったり。
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* waravinoさんへ♪

あれ?
この記事の理屈から行くと、私は短歌や俳句が得意なはずですね(笑)
まぁ、勉強したことも挑戦したこともないので書けないのは当たり前かもしれませんが(^^;
何をおっしゃる、waravinoさんが以前にお書きになっていた俳句、素晴らしかったですよ~。
でも、確かにきっちりと「5・7・5」ではない自由律のほうがwaravinoさんらしいですね(^^)
waravinoさんは、やっぱり「創造していく人」なんだろうなぁと思います。


あ、そうか。
私、「自由に詩を書け」って言われたら陳腐なものしか書けませんが、メロディーに乗せて歌詞を書くほうがどちらかと言えば得意。
やっぱり何か、「与えられたもの」があってそこから掘り下げる作業が好きなんですね~。
(人頼みとも言う)
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* 有村さんへ♪

いやいや、「歴史」なんて言えるほどの深いものではありませんし、尊敬していただけるほど音楽だってできませんから~~~~(^^;

そうそう!そうなんですよね!
私もlimeさんから、「うん!陽だったらきっとそう言う!」とか「坂木のその姿、すごく想像できる!」なんて言ってもらえた時には、舞い上がっちゃいます。

自分で自由に設定を変えられないその「制約」の中で書く、ということが大変だけど本当に楽しいんですよね。

嬉しいなぁ有村さんと共感できて(^^)

だけど有村さんは、スピンオフであってもご自身の創造性も盛り込んでいけるから、すごい!

長谷川さんが骨董屋とどう絡むのか、今からもうわくわくドキドキ~。
そうだわ、二次創作もたくさん書いておられる有村さんだもの、全然心配ない。
なんだか私、この前、すごく生意気なアドバイスもどきをしちゃったような・・・お恥ずかしいm(_ _)m忘れてください。

limeさんに取材するのは本当に楽しい!
limeさんは、小説の表に出てこないところまできちんと登場人物の背景を創り上げていて、それを聴かせてもらうだけでも感動。
もう、私は小説の原案をlimeさんに取材しながら語り合える時が、お話を書いている時よりも楽しいくらいなんです。(それもどうなんだ)(^^;
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* No Title

いっそ歴史小説に取り組んでみるというのは。

どこでだれがなにをやったらどうなったか、は全て史書に書いてあるので、そこに自分の解釈を盛り込むというやつです。

考証が大変かもしれませんが、「歴史ファンタジー」にしてしまえばなんとかなるのでは。(オムレツが作れなかったらスクランブルエッグにしてしまえ(チャンドラー))

どうかなあ?(^^)
2011/12/06 【ポール・ブリッツ】 URL #0MyT0dLg [編集] 

* ポールさんへ♪

おお!
そうなんです。私もそれ、思ってました。

そもそも、歴史小説を書いてみたいという気持ちはずっと以前から持っているんですが、今回こうやって自分を分析してみて改めて、「向いてるかも」と思いました。

だけど、ものすごい準備が必要ですね~(^^;まず歴史の勉強からだし(不勉強だったのがバレる)

あと、「自分の解釈を盛り込む」って、結局そこからオリジナルを生み出すわけで、私がやったらどこにでもありそうな陳腐なストーリーになっちゃうような(笑)

スクランブルエッグも無理だったら、ゆでたまごにしてみるか(笑)
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* No Title

みなさんのコメを読んでいて思いました。
小説を書いているような人というのはほとんどの人が、「なにかしら」の二次創作を行っているのではないか、と。

特定の創作物の特定のキャラをつかった場合は「二次創作」そのものですけど、それだけじゃなくて「プロの作家のあの作品(あるいは映画、ドラマなどでも)に影響をうけて小説を書き始めた」という場合でも広い意味での「二次創作」になるのではないかと思ったのです。

という西幻の小説も「ロックに生きる人々(実在のミュージシャン)の人生」や、「栗本薫さんの小説」を「二次創作」したものですし…。(あ、なんか頭がこんがらかってきた ^^;)
2011/12/06 【西幻響子】 URL #U8GV5vt2 [編集] 

* 西幻さんへ♪

ふむふむ、そうですね~~~。

誰だったか忘れちゃったんですが(カルチャークラブのボーイ・ジョージだったかなぁ・・・)著名なミュージシャンがインタビューで「全ての音楽は模倣から始まってる」と発言していたことがありました。
これは、音楽だけじゃなくて、芸術とか文芸とか全般に言えることですよね。

いくら「オリジナル」と言っても、「無」からは何も生まれないのかも~。

そう考えると、私の書くスピンオフは、「二次創作」ですら無くて、なんだろう、ただの「二次」?(笑)
2011/12/06 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* No Title

かのピカソも、鳩の絵、をずっと描いていましたから。

まね、とか、模倣、はある時期大事だと思います。
それを経験値としてどれだけ持っているかが、オリジナルに影響するのではないでしょうか??

二次創作は、創作という字が示すように、創作だと思って見ています。

それを、得意、だという秋沙さん。

お話の展開にいつもおぉ~~と感動しながら読ませていただいているんですよ。

二次っていうネーミングが悪いのかな。
新次元、とかは?
2011/12/08 【けい】 URL #- 

* けいさんへ♪

あははは「新次元」。なんか異次元の世界みたいで面白いです(^^)

そうですね、模倣は大切なんでしょうね。

二次創作から自分のオリジナルを書くためのスキルを学んでいければいいんですが。
・・・どうも私は、とことん掘り下げたくなっちゃうようで(^^;


あのピカソの鳩の絵!大好きです!
最初は写実的なのに、何枚も描いていくうちにどんどんデフォルメされていくんですよね~。
そのデフォルメされちゃった鳩がツボで、思わずお土産に鳩の絵シリーズでワンセットになっている絵葉書を買ってきちゃった私です。(デフォルメされたもの大好きな母にあげちゃいましたけど)(笑)
2011/12/08 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback

TrackbackUrl:http://akisadoor.blog118.fc2.com/tb.php/148-b6a2e9e8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。