もうひとつの「DOOR」

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□ くちなしの墓 第二部 □

くちなしの墓 26

 1日だけの休暇を特にやる事もなく過ごした二人は、翌早朝にはホテルの部屋を引き払って、次の仕事の待つ第3支部に向かった。

思い出したくもない出来事があった第3支部への坂木の足取りは重かったが、陽は飄々としていた。

最寄りの駅は、緑の多い郊外の新興住宅地の中にある。
駅前のロータリーは、周囲の緑地や白く輝く建物の中で、そこだけぽっかりと丸く空いた空間にアスファルトに照りつける日差しで陽炎が揺らめいていた。

「どうする?支部まで歩こうか。」
陽がロータリーの隅にあるタクシー乗り場をちらりと見ながら言う。

「タクシーだ。」
坂木がそちらへ向かおうとすると、
「せっかく梅雨が明けて天気もいいし、まだ風が涼しいから歩こう。」
と、陽は反対方向へさっさと歩き出した。

「だから、それだったら最初から聞くなよ・・・。」

ぶつくさ言いながら、坂木も荷物を背負い直して歩き始めた。

住宅街を抜ける遊歩道沿いは、木立が続いていてまるで森の中だった。
家並みが途切れ、さらに遊歩道ではなくちょっとした山道になったところをなおも進んでいけば、第3支部のあの収容所のような建物が、林の中に忽然と現れる。

しかし、その手前の公園の脇道で、辰巳に出くわした。

「そろそろ来る頃だと思ってな。」

「わざわざお出迎えか?」
さして嬉しそうな顔もせず、坂木が言うと、
「いや、俺はこれからロシアに発つところだ。その前に少し時間があるからお前さんたちの顔でも拝んでやろうと思ってな。」
辰巳は、少し離れたところで待っている、運転手付きの黒い車を目線で示した。

「海外出張か。いいご身分だな。」
「バカ言え。黒崎の野郎のやらかした事の後始末だ。仕事を済ませたらトンボ帰りだよ。」

少し疲れたような顔の辰巳は、持っていた小さな袋から冷たい缶コーヒーを取り出して坂木と陽に手渡すと、公園の隅にあるベンチへ向かっていった。

公園の中にはグラウンドがあり、少年たちが草野球をしている。
長い雨の季節が終わり、夏休みに入ったのだろう。賑やかな声が飛び交っていた。

ベンチにどっかりと腰をおろした辰巳が言った。
「あぁ、第3支部の新しい支部長は、俺の直属の部下だった奴だからな。黒崎みたいなマネはもうさせん。」
 
辰巳の隣に座った坂木はむすっとして答えた。
「お前の部下じゃ、俺達が窮屈なのは変わらないじゃないか。」

辰巳はのけぞってカラカラと笑った。
「よくわかってるじゃないか! その通り。お前たちが勝手なことをやり過ぎないようによぉく見張れと指示しておいたぞ。」

「ふん。」
坂木が缶コーヒーをぐいっと飲んだ時、傍らに立っている陽の足元に白いボールが転がってきた。

草野球の少年たちが向こうから「すみませーん。」と叫んでいる。

陽はボールを拾い上げると、ピッチャーをやっている少年にひょいと投げ返した。
かなりの距離があったにも関わらず「スパン」と気持ちのいい音を立てて、球は少年のグローブの中へ飛び込んだ。

「すげー!」
少年たちから感嘆の声が上がっている。

坂木と辰巳が第3支部の事などを話している間、陽は少し離れて手持ち無沙汰でぶらぶらしていた。

すると、何やらこそこそと固まって話し合っていた野球少年たちの中から、2~3人が神妙な顔で陽に近づいてくる。
「あのー、すいません。」

「ん?」
陽は缶コーヒーを飲み干して、少年たちを見下ろした。

「お兄さん、野球うまそうだし・・・僕達、今日は人数が足りなくて困ってたんです。それで・・・。」

そこまで言って彼らは、「おい、お前言えよ。」「お前だろ?」「お前が頼もうって言ったんだろ?」などと下を向いて小声でささやき合っている。

「何?」
優しげな笑顔で陽が聞き返したので安心したのか、一人が思い切ったように言った。
「ちょっと仲間に入ってもらえませんか!!」

「え・・・? いや、ちょっと・・・。」

陽がためらっていると、ベンチでやり取りを見守っていた辰巳がやってきて、陽の手の中の空き缶をひったくった。
「入ってやれよ、陽。」
ニヤニヤしながら言う。

ベンチの坂木も、
「おう、俺は歩き疲れたからここで休んでいくし、ちょうどいいぞ。」
と、ふんぞり返っている。

「え、ちょっと坂木さん・・・。」

味方を得て勢いづいた少年たちが、「やったー!」と歓声を上げて、
「じゃぁお兄さんは、先攻チームの3番決定!」と言いながら、困惑顔の陽をグラウンドの方へ引っ張っていく。

「野球なんてもうずいぶんやってないのに・・・。」
そんな陽の言葉はそっちのけで、少年たちは嬉しそうに自分のポジションに散っていき試合が始まった。

ピッチャーの少年は、なかなかの腕前のようだ。
1番打者、2番打者、と連続して三振に倒れ、陽の打順が回ってきた。

「お兄さん!がんばれー!!」
声援の飛ぶ中、金属バットのグリップを確かめるようにしながら陽が打席に立つ。
ピッチャーは思い切り振りかぶって球を投げた。

「キーン」という甲高い音が響き、守備の少年たちが勢いよく後ろを振り返る。陽の打った打球は、高く宙を切ってグラウンドの向こうの空き地まで飛んで行った。

陽のチームの子供達は大歓声を上げ、相手チームは「あ~あ。あっちまで飛んじゃったよ~」と文句を言いながら、草むらの中へ球を探しに走る。

三塁を蹴ってベンチの前を走り過ぎる陽に向かって、
「子供相手に本気になるなよ!」と坂木が冷やかした。

陽は照れくさそうな顔をして「当たったら飛んじゃった」と答え、ホームベースに戻り味方チームのハイタッチに迎えられている。

それからは全員総出で球探しになった。陽も一緒になって草むらを這い回っている。

その様子をベンチから目で追いながら、坂木は辰巳に尋ねた。
「おい、小夜子のじいさんとばあさんに金を送っているのはお前か。」

辰巳は少しだけぎょっとしたような顔をした。
しかし、またすぐにいつものとぼけた笑いを浮かべて「さあね。」と答えた。

「余計なことをする。じいさんとばあさんは、小夜子を諦めることができないじゃないか。」
そう言いながらも、坂木の口調は憤慨している様子でもない。

「ま、こちらとしては小夜子は行方不明としておいたほうが都合が良かっただけだ。」
「そんなもんかね。ずいぶんと手の込んだ隠蔽工作だな。金もかかるし。」

辰巳はニヤリとして答えた。
「あぁ、あの金はお前さんのだからOEAは痛くも痒くもない。」

「なんだと?」
今度は坂木がぎょっとした。

「お前さんがOEAに入るときに通帳やら現金やら、全ての身の回りの物をOEAに納めただろう。お前さん、遺産と土地を売ったので金持ちだったからな。」
「そういうことかよ・・・。」

してやられた。坂木はため息をついた。


ほどなくして、やっと雑草の茂った場所からボールが見つかり、さんざん陽は子供たちから文句を言われて試合が再開した。
次のバッターは内野ゴロでアウトになり、攻守が入れ替わる。

「お兄さんは外野ね!背が高いから。人数足りないからライトとセンター、両方だよ!」
苦笑いをしながらグローブを受け取り、守備位置についた陽は、だらけた様子でベンチで話をしている中年男ふたりをちらりと見た。


実は陽には、坂木に話していないことがあった。

あの老夫婦の家から立ち去ろうとしたときのことである。




     (つづく)
     


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 前回で締めても良かったんじゃないかと言われてしまいましたが(^^;
ラスト1話となりました。

陽は、まだ坂木に話していないことがあるみたいなのですが、皆様にだけこっそりとそのお話をして差し上げたいのです・・・。
ほんの短いお話ですので、あと1話、お付き合いください。


そして!
「キャラ投票」が大変なことになっております。
大逆転劇が・・・。

皆様、ご贔屓のキャラにどんどん投票してくださいね!負けちゃいますよ!!!
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Date:2011/12/20
Trackback:0
Comment:12
Thema:オリジナル小説
Janre:小説・文学

Comment

* No Title

うお・・・・・。
少年達と野球~~~。
なんでしょ、なんでしょ、陽とリンクしちゃって、すごく照れくさいような、嬉しいような、すごく新鮮な気分です。
秋沙さんのおかげで、陽にしてあげられなかったことを、体験させてあげられてる(日本語へん?でもいいの(;_;))

冒頭の、坂木と陽のやり取り。
それに第3支部のからみ。缶コーヒーを手渡す辰巳。
今までの本編を、大事に、そっと絡めてくれる秋沙さんの優しさに、じわり。
でも、それが自然と秋沙さんのお話になじんでて、妙にうれしいです。

ああ、野球やってるし~。
打っちゃうし~。
球、探してるし~~。
文句いわれて、外野守らされてるし~~(≧∇≦)

陽が、あんな幼少期を過ごさずにいたら、こんな日常を送っていたのかなあ。そんなことを、ふと思ったり。

辰巳と坂木は、やっぱりいい関係ですよね。
上司としては、最高だなあ、辰巳。
OEAの規律はきっちりと守りながら、目を瞑るところは瞑る。

そして・・・陽は苦手wwww (いつか、辰巳を陽で苛めてみたいw)

ああ~、もう後一話なんですね。寂し過ぎる。
陽はなにか、坂木に伝え忘れたことがあるって?
・・もう、内緒にしときなよ~。
そして、あと2~3話、稼ぐってのはどう?(しつこい)

でも、・・・最終話、楽しみにしています。
かわいい陽に会わせてもらって、ありがとう~。

キャラ投票で、また私の好きなキャラに会えるのを、楽しみにしています!!
(いったいどんな逆転が??)
2011/12/20 【lime】 URL #GCA3nAmE [編集] 

* No Title

なんだか中年男2人と若者の三人漫才みたい(いやいやいや

ええ~!お金送ってたのは辰巳だったんですかぁ。しかもお金自体は坂木のだなんて…。してやられた~(でも辰巳らしい… ^^;

うーん、ほのぼのしますね~。
陽がまた…さすがというか、見せ場ははずしませんね。ちゃんとホームランを出すんですから(笑)「当たったら飛んじゃった」と言うのも陽らしい。

なるほど。
最終話はそういうお話になるんですね。
どんな話になるのか楽しみです ^^
2011/12/20 【西幻響子】 URL #U8GV5vt2 [編集] 

* No Title

最終的には人間、コツコツやるのがいちばんですね。(笑)

最終回楽しみにしてます。
2011/12/20 【ポール・ブリッツ】 URL #0MyT0dLg [編集] 

* No Title

何とも言えないまったり感と、
カキーンっていうバットの音が良いですねぇ~

おっさん(?)二人の会話が良い味出してます(何の味だか・汗)

坂木、金持ちだったんだ・・・(て、なぜそこ・汗)

陽の話していない話が気になる。
けど、それを聞いてしまうということは、
お話が終わるということなのでしょうか、
えぇーやだよぉー、けど聞きたいぃー・・・

最終回の後は、ほら、追記とか、その後とか、10日後とか、裏話とか、コネタとか、いっそのこと、第三部とか・・・すいません・・・

頭痛からの快復をお祈りしています。。。
2011/12/20 【けい】 URL #- 

*

なあんだ。憎いことしてたのは、辰みんだったのか……って、坂木の金じゃないの!
本当の意味で憎い奴になってる。笑。

陽、野球うまいやん。
2011/12/20 【ヒロハル】 URL #- 

* limeさんへ♪

結局のところ、やっぱり陽と坂木に、ちょっとほのぼのとした時間を過ごさせてあげたい・・・可愛い二人が見たい・・・という私の願望(^^)
そして、「白昼夢」本編で、気に入った部分はどんどん自分のお話にも取り入れちゃおうという魂胆(・∀・)
(あの、徒歩かタクシーかのやり取り、大好きなんですよ~~~!!)

陽は、きっと訓練施設で野球くらいはやったことがあるんじゃないかな、と。
ひと通り、学校の授業でやるようなスポーツはプログラムにあるんじゃないかなと想像。
で、その中でも陽が上手そうなのはやっぱり野球かな、と思いまして。
。。。なんて、やっぱり、童心に帰る陽を観たかっただけだったりする(*^_^*)

辰已、だいぶこれでイメージアップできましたかね?(笑)恨まれちゃうから(^^;
でもいつか、limeさん、陽とふたりきりにされてどうにもならない辰已を書いてくださいね('-'*)フフ

さぁ、あと1話。
陽は何を坂木に話していなかったんでしょうか・・・そしてそれを、坂木に打ち明けるかな?
でも、これ以上お話を引っ張るのは、予約投稿しちゃったから無理ですm(_ _)m(笑)。

キャラ投票・・・ある意味、一番掌編が書きにくい人が一位になりそうな予感・・・(^^;
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* 西幻さんへ♪

あはは。噛み合ってるんだか噛み合ってないんだか、よくわからないトリオ漫才(^^)

辰已らしいでしょ(^^)
小夜子を死なせてしまったことに対する、辰巳なりの贖罪とでもいいましょうか。それを坂木の持参したお金で・・・ねぇ(笑)
きっと、辰已って実はかなり照れ屋のおっちゃんなんでしょうね。もし万が一、小夜子の実家へ送金していることが坂木に知れたとしても「お前の金だからな」と照れ隠しができる。・・・とそこまで計算していたかどうkはわかりませんが(^^;

うふふ。陽は、基本的にとっても運動神経がいいんです。子供相手だからそんなに本気じゃなかったはずなのに、かえってその力を抜いているところが良かったのか、当たったら飛んじゃったんですねぇ(*^_^*)

はい、最終話、とても短いですが、珍しく陽の視点がちょこっと入ります。
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* ポールさんへ♪

ポールさん・・・・やっぱりポールさんだったのかい(^^;

いやぁ困りましたよ。
最初にダントツ一位だった「あいつ」も、かなり掌編が書きづらいとは思いましたけどね。それでも、まるっきり別物のお話しにできるだけマシだったかも・・・。
いやぁ・・・大変なことになった・・・。
なんてことしてくれるんですか(^^;
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* けいさんへ♪

ありがとうございます♪ 頭痛はだいぶ良くなりました。
ほら、あれなんですよ、月に一度の女の子(子!?)の煩わしいやつ・・・
なので、それを過ぎればケロッとしてますよ~。
(しかし今回はきつかった)

バットの音に反応してくれるの、嬉しい~。
なんとも言えないですよねぇあの音。
空に突き抜ける感じがします。梅雨明けの晴れた空に似合うかなぁと思って。

陽の話、聞いてやってくださいね(^^)
いや、もう、すでに今回からのラスト2話が「追記」というか「裏話」みたいなもんで、無理やり引っ張っちゃってますからぁ~(^^;
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* ヒロハルさんへ♪

そうなんです♪ 辰已ンでしたぁ(^^)

お金を送られていることはさらっと書いたつもりだったのに、しっかりとlimeさんもヒロハルさんもそこに気付いて「坂木が送っている」と思ってくださっちゃったので、ありゃりゃと思ってました(笑)。
坂木は、小夜子が祖父母にお金を送っていたことさえ知らなかったと思いますよ~。
それを調べることができたのは、やっぱりOEAという組織ならでは、ということにしておいてください(^^;

そう、陽はスポーツはだいたいこなせると思います。子供相手ですしね。
あまりに久しぶりだったんで、どの程度の力を入れていいかわからなかったんでしょうね~。ちょっと可愛いでしょ(*^_^*)(手前味噌)
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

* 救われますね~

[結局のところ、やっぱり陽と坂木に、ちょっとほのぼのとした時間を過ごさせてあげたい・・・可愛い二人が見たい・・・という私の願望(^^)]

↑↑↑あああ、嬉しい、これ!!!
やはり、そういう救いがないとね。fateも成仏出来んよ(--;

何故かfateはおじいちゃん、おばあちゃんの記述に泣ける。
きっと、いろいろ後悔が山積みなんであろう。
だけど、そういう最後っていいなぁ、と思う。
このおじいちゃんとおばあちゃんの穏やかな姿。時間がゆったり流れるような二人の人生。

そして、草野球をやる少年たちの光景。
そこに意気揚々と混じって、溶け込んでしまった陽の姿。
見つめる二人の怪しい男(ははは(^^;)。

風景写真に収まりそうな泣きたいくらい綺麗な光景。
切り取ってfateは飾っておこう!
最後に辿り着いた二人の姿がここで良かったです。
いや、limeさんのところはそれはそれで、美しい締めでした。
あれは既に必然。
円を描いた孤の如く。
でも、その中にこんな温かい世界が綴られていたなら、それはそれで。
自然に浄化作用があるように、物語にも似たような感覚を感じることがあります。
これは、物語という世界だから。

…って、まだ最終回じゃないっつーのっ(--;
2011/12/21 【fate】 URL #- 

* fateさんへ♪

いやいやいや、ちょっとちょっと、まだ成仏しないでくださいよ(^^;
最終回でもないし(笑)。

「風景写真に収まりそうな泣きたいくらい綺麗な光景」
このお言葉、泣けるほど嬉しいです。
このシーンは、蛇足といえばまるっきり蛇足な部分なんですが、何故か、このお話を書き始めたほんの序盤から頭の中にありました。
とまどいながら照れくさそうに子供たちに混ざって野球をやってはしゃぐ陽。それを見守る(怪しい・笑)中年男二人のまったりとした会話。

そう、全てはlimeさんが書いたあの終末につながっているのですが、私のお話は、limeさんが書いたあの「白昼夢」の世界の点と点の間を埋めていくようなものだと思っています。

亡くなった人のお通夜の席で、最初はその人の死を悼み、悲しみに暮れますが、その後の精進落しの席では故人の生前の話をして笑って、盛り上げて、「まぁいい人生を送って逝ったよね」と遺された人たちは思えるようになるのが、一番理想的な送り出し方だと思っているんです。
それに似ているかも。

おじいちゃん、おばあちゃんになるまで生きていられれば、それだけで年月がいろんな事を浄化してくれるのかも知れないですね。だからfateさんはおじいちゃんおばあちゃんの記述に泣いてくださるのかも。

「浄化作用」・・・いやまったく私は意識していませんでしたが、いい言葉ですね・・・。
なんだか、この先も白昼夢のスピンオフを書いていく上での大きなヒントをもらえました。ありがとうございます(^^)
2011/12/21 【秋沙 】 URL #mQop/nM. [編集] 

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